フィルム表面処理加工のサンドマット・ヘアライン加工及びスリット・面状検査の販売窓口は開成工業株式会社となっておりますので、お問合せ等はそちらにお願い致します。
砂(珪砂)を吹き付け、フィルム表面を微細な凹凸状にする技術です。表面積値を大きくすることで、印刷、コーティング適性、異素材とのラミネート適性が格段に向上します。また、アルミなどの金属を真空蒸着することで高級感をかもしだし、ラベル、ステッカー等に。その他電子材料のプロセス資材用途等、幅広い分野で活用されています。
(左)マット加工したフィルムの表面拡大写真 (右)プロセス資材用途
PETフィルムなどの表面に研磨材でスジ状の凹凸模様をつける技術です。金属を真空蒸着すれば、メタリックな光沢を放つライン模様が浮かび上がり、印刷では出せないシャープな高級感を生み出します。ラベルをはじめとして、転写フィルム用途として家電製品などの耐久消費材にも幅広く進出しております。
(左)ヘアライン加工面 (右)耐久消費材用途
PET、TACフィルムなど、一般工業用から光学用途まで多彩な加工実績と高精度なスリット技術で、お客様より高い評価を頂いております。クリーンルームにはスリット後の高精度ナール加工設備を完備し、加工の可能性を追求しています。
光学用スリット機
クリーンな環境で微細な傷、汚れ、異物付着等を最新鋭の設備・技術で検出、除去します。
検知レベルは、最小で0.039mm(TD)×0.025(MD)、さらに2ch静電電位測定器により、インラインでのフィルム帯電測定が可能です。
(左)検査機 (右)検査の様子