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代表者挨拶

代表者挨拶

代表者挨拶私共パナック工業足柄工場は、躍進を続ける富士フイルム株式会社様のリサイクル工場として「人と環境に優しい循環型生産とは何か」を問いながら、独自の技術を磨いて参りました。

「リサイクルは他の製品への転化ではなく、あくまでも、元の原料としてお使いいただく『高品質な再原料化』でなければならない」という考え方で、循環型生産に取組み、「洗浄」では世界で一社の技術と誇れるまでになりました。

「循環型生産」は、限りある資源の保護と原料コストの削減という経済効果を生むばかりでなく、原油価格高騰に際しても、安定した原料供給を可能とする他、近年特に注目されているCO2 削減の面でもご期待をいただいており、まさに、時代に要求される技術であると自負いたしております。

私共では、この技術をエンジニアリングプラスチックスのリサイクルという新しい分野に応用し、その第一段として、ポリカーボネイトの再原料化事業をスタートいたしておりますが、平成20年9月にはこの技術が認められ、神奈川工業技術開発大賞「地域環境技術賞」も受賞させていただきました。

また、開成工場では、サンドブラスト方式によるマット加工や、ヘアライン加工といったフィルム表面処理、光学用フィルム等のスリット加工や面状検査等を行っており、メーカー様に製品部材、工程補助材料としてのフィルムの供給を行っております。

それぞれの事業所において、変貌を強いられる「環境」、柔軟な感性を持つ「人」、信頼に値する「技術」。この三つの調和が循環型生産の未来への可能性、そして、お客様満足を高めてくれるであろうことを確信しています。